ぽかんとあいている口だと歯並びが悪くなる!?
2022年9月13日
こんにちは、やまむら歯科です。
先日、口呼吸の危険性についてお話させていただきましたが、今回は、口呼吸が引き起こす悪影響の中でも、呼吸の仕方と歯並びについてお話をさせて頂きたいと思います。
口呼吸が引き起こす歯並びのトラブル
口呼吸は歯並びにも大きく影響しています。本来、私たちの舌は、ほとんど口の中の上側におさまっています。口をポカンと開けっぱなしにする癖があると、正しい舌の位置=スポットポジションを維持できないため、舌が下あごの方にだらりと垂れ下がる「低位舌(ていいぜつ)」の可能性が高まります。
低位舌では舌が歯に押しつけられ、下あごの歯に過度に力が加わることに!
あごや歯並びは、そもそも舌が適切な位置にあって、唇や頬からの圧力がかかることで望ましい形に発達していきますが、口呼吸だと舌の位置が下がりやすいので、上あごがきちんと発達しにくくなってしまうのです。
これが歯並びにも影響を及ぼし、
★出っ歯になる「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」
★かみ合わせが逆になる「反対咬合」
★上の前歯と下の前歯の間にすき間が生じる「開咬(かいこう)」
などの歯並びが悪くなる原因になることがあります。
さらに、低位舌では、舌が常に下にあり、上あごを広げるために必要な、口の内側から外側に向けた舌の力が入りません。反対に、外側から内側にかけての頬などの力が強くかかるため、本来ゆったりとしたU字型のアーチを描くはずの上あごが、Vの字のようなアーチを描いて前に成長してしまうのです。
このV字型のアーチでは、歯を並べるために必要なスペースが確保できなくなります。
よって、歯が前に飛び出して並んでしまう、出っ歯や、並ぶスペースが足りず歯がガタガタになる叢生(そうせい)の原因にもつながるのです。
このように、口呼吸は常態化すると歯並びの悪化、不正咬合に繋がってしまうのです。
どうやって治すの?
お口をポカンと開ける癖は、先日お話しした通り、「あいうべ体操」などを行ってトレーニングして改善する必要があります。すでに歯並びに影響が出てしまっている場合は、矯正治療を行って改善していきましょう。
矯正治療は、一旦悪くなってしまった歯並びを積極的に改善し、これによって正しい位置に歯が並んでいくことで、舌スポットへの舌の位置改善が図りやすくなり、口周りの筋肉のバランスも整えやすくなります。
これによって、口呼吸の改善もしやすくなります。
やまむら歯科では小児矯正も行っております!
矯正治療とは、単に歯並びを直すだけが目的だとお考えでしょうか?
当院が推奨している「マイオブレイス矯正」で得られるのは、見た目の変化だけではありません。この治療では、体の使い方・呼吸の仕方など、お子さまの良好な発育を促す作用があるので、見た目のキレイさより、もっと大切なものを手に入れていただくことができるのです。
- 顎や顔が正常に発育し、笑顔・表情・姿勢に自信がつく
- 舌の使い方が身につき、会話・滑舌がはっきりする
- 正しく食事ができ、お口から栄養を摂り健康な体を作ることができる
- 呼吸が整う(鼻呼吸が身につく)ことで、風邪などの感染予防になる
- しっかり噛めることで脳への刺激が増え、成長期にある頭を働かせることができる
マイオブレイス治療には、年齢制限があります!!
マイオブレイス矯正は、お子さまの身体の成長発育を利用した治療方法ですので、この治療の効果が最大限に得られるのは「成長期」にあるお子さまなのです。
少しでもお子様のお口ポカンの癖で歯並びに影響が出ているという方は、遠慮なく当院へご相談ください。
親身にお話を伺い、カウンセリングからご自宅でのトレーニングまでお話させていただきます。
また、院長・エデュケーターによる
「親子歯並び相談会」も実施しておりますので、ご興味のある方は、お電話または受付スタッフまで「親子歯並び相談会 申し込み希望」とお伝えください。
この機会にお子様の歯並びをもう少し意識してみましょう♪
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https://www.dent-sys.net/tsys/ts_u_book_new.php?d_name=yamamura&medical_sts=1
小児矯正に関する説明は下記をぜひご参考にしてください♪